初夢の話をします。

寝る前に、ラストイニングっていう野球まんがを見たからか

なんか、すげえ壮大な野球大会に参加していて俺は
9回裏2アウト同点の場面で打席がまわってきました。
2ストライク3ボールまで粘っていました、振ってないけど。
まあ、2ストライクだから、次は振らなきゃいけません。
で、ピッチャー投げた、ボールがきた……この瞬間、夢効果か
集中してたか、わからんけど、ボールが止まって見えたんです。
そして、俺は、バットを振らなかった(フォアボールを確信してた訳じゃない)

結果は、まあ、フォアボール(審判の人がやたら良い声でコールするからムカついた)
ですげえ壮大な大会で優勝しました。で、そこで夢が覚めました。
夢くらいホームラン景気よく打たせてくれや!とか、突っ込みをいれて
ニヤニヤしてました。

でも、はっ!と不安な気持ちがよぎったんです。

夢って深層心理の現れだってフロイトさんが言ってたんだけど
俺は野球の夢を見たとき、打つっていう行動がなかった。
選択肢が一つで、身動きできない夢だったのだと、思い出してみると
そうだったなーとか思っていました。

これが子供の時、同じ夢を見てたらきっと、ホームランだったんでしょう。
子供の頃持っている、万能感はもう無い。
それを夢で自覚してしまった、俺はとても寂しい気持ちになりました。